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おでかけスポット
紅葉も見ごろとなったので,合掌造りで有名な世界遺産
白川郷に行ってきました。
秋の3連休とあって混雑は必至。前日夕方に出発して車中で仮眠をとって,朝から現地入りする作戦です。
岐阜に到着するのは深夜となるので,高速道に入る前にガソリンを満タンにしておきました。また,明日は飛騨牛をガッツリ食べるために,今晩は
丸亀製麺で軽めの夕食。
中央道から
長野道へ進んで松本ICを出た後,山道の国道158号をひたすら走りました。飛騨清見ICから
東海北陸道に入り,白川郷の最寄りとなる
飛騨河合PA (下り) へ23時半に到着。途中で食事休憩を取ったものの,18時半に自宅を出発してからここまで5時間。白川郷は遠いです。
翌朝目覚めると,周囲の山々は素晴らしい紅葉でした。
飛騨河合PA (下り)はトイレと自販機しかなく,普通車の駐車スペースは12台分しかない小さなPAですが,白川郷までは残り15kmと近くて便利。
白川郷
11kmある長い飛騨トンネルを抜けると白川郷IC出口。一般道を5分程走り,
白川郷 に到着です。
朝7時半頃に到着したところ駐車場はすでに開場していて,それなりに観光客の車が停まってました。
白川郷の集落内は通行規制があり,観光客は基本的に集落の外にある せせらぎ公園駐車場に車を停めることになってます。ハイシーズンには係員の誘導により,みだしま公園駐車場や寺尾臨時駐車場が開放されることもあるようです。
駐車場から白川郷へは,庄川に架かるであい橋を渡ります。集落に入りますって雰囲気が良い感じ。
白川郷は端から端まで歩いて周れる広さです。駐車場の脇にある観光案内所でマップを貰ってくると便利。
白川郷マップ
さすがに朝は冷えますが,人が少なく清々しい気分で紅葉をゆったり堪能できました。歩いていて気持ち良い。
お店はまだ開店していないので,観光客の少ない朝のうちにフォトスポットを周ることにしました。まずは集落の外れにある
三小屋へ。
田んぼのあぜ道からカメラを構えると,合掌造りの小屋が3つ子のように並んだ有名な景色。朝だと人の写っていない三小屋の写真が撮れます。
集落に戻ってきて,次は鐘楼(しょうろう)門が有名な
明善寺庫裡(くり)郷土館。
本堂,庫裏(くり),鐘楼が全部合掌造りなのは貴重なのだそうです。鐘楼(しょうろう)門は上層に梵鐘(ぼんしょう)を吊るした二層式になってます。
朝から1軒だけお店が営業を開始したので,香ばしい匂いにつられて立ち寄ることに。
ぜん助で,白川郷定番の五平餅を食べて小休憩。
その後もまだ観光客の少ない集落全体をのんびり散策できました。
こちらはTBSドラマ 最愛の撮影で使われた
合掌乃宿 孫右エ門。
ひと通り見て周ったので,次は展望台のある
城山 天守閣 へ。上り坂はきつくシャトルバスが出ているようですが,紅葉を楽しみながら歩いて行っていました。
駐車場からは,白川郷の集落全体が見渡せて,色々な大きさや形の合掌造りがあることが一目で分かります。
展望台から戻ってきたら,一番行きたかった
和田家 の見学時間になったので早速入館しました。白川郷でも有数の大規模な合掌造り家屋で,国の重要文化財です。現在でも住居として使われているものの一部が観光客に公開されてます。入館料400円。
1階の一部の部屋とお庭,それから2階を見学できます。2階の窓から見る白川郷の景色も良いです。
2階では,煤で黒く変色した極太の梁や茅葺屋根の裏側を間近に見ることができます。合掌造りを知るためにも入館はオススメ。
10時近くなってきたところで,通りの観光客がかなり増えて飲食店も営業を開始して活気付いてます。ここからはお店巡り。
バスターミナル近くにある
こびき屋 に立ち寄り,紫蘇をこし餡に練り込んだ合掌造りの形をした
田口屋製菓 紫蘇もなか4個入430円,どぶろく羊羹1個160円,どぶろく餅10個入290円 などをお土産に購入。
大通りにある
今藤商店 でどぶろく風ソフトを食べました。
2021年にオープンしたばかりの
白川郷 ぷりんの家 では,話題の
水プリンと抹茶プリン,柿プリンを購入。
白川郷の雰囲気とは異なるお洒落なお店ですが,かなりの人気です。
予定してた場所は全て周ったので,観光客が増えて激混みになってきたところで,そろそろ白川郷を出発することにしました。ランチのお店に向かいます。
車で駐車場を出ると,対向車線は白川郷の駐車場待ちで大渋滞。白川郷ICまで車の列は繋がってました。
白川郷の人気は想像以上に凄いです。ちょっと肌寒かったけど,朝早くから散策しておいて良かった。
駐車場を出てから車で5分程走ると,飛騨牛ランチが人気の
飛騨牛食べ処 てんから に到着。
開店10分前に到着したら,駐車場はほぼ満車で,店頭には10名程先客が並んでました。運良くカウンター席にすぐ座れて,飛騨牛ローストビーフ丼 1,700円と 飛騨牛ひつまぶし御膳 1,700円を注文。
柔らかく少し甘みのある飛騨牛を堪能できました。
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飛騨高山
ランチを済ませて,次は
飛騨高山 に移動です。白川郷から中部縦貫道 高山ICまで山道45kmで1時間程度かかりました。
高山に到着後,さんまち通りに割と近い高山市図書館煥章館の隣にある駐車場に停めました。ここからは徒歩で散策です。
まず最初に向かったのは,中橋の近くにある
早蕨いわきです。
プルプルのわらびもちが美味しいのですが,14:00頃には売り切れ終了となることが多いそうで,実は前回来たときは購入できませんでした。
今回は13時過ぎに高山に到着。ギリギリセーフで
いわきの早蕨(さわらび)490円を2個GET。
お店の前は中橋。桜と宮川と中橋が写った写真が飛騨高山の象徴としてよく使用されてます。
この辺りは飛騨の小京都と言われて江戸末期から城下町として発展し,今でも古い町並みが保護されています。地域の特色として出格子(でごうし)と軒下の用水路が印象的です。
さんまち通りは,古民家を改装したお土産やさんやお洒落なカフェが並ぶ一番の観光地。この日は特に観光客が多く,あまり落ち着いてお店を周れませんでした。
落ち着いた雰囲気が高山の魅力なので,今回はさんまち通りから少し外れた街並みを眺めながら散策しました。
お土産屋さんの集まった
右衛門横町があったので寄り道。
山柿庵(さんしあん)が出店してたので,
やま柿を購入。やま柿は,干し柿で有名な長野県,富山県,岐阜県,山形県などのお土産で良く見かけますが,製造している國和産業は岡山県倉敷市の会社なんですね。。。
駅方面に向かうと
飛騨国分寺。黄色く染まった大イチョウと三重塔が映えます。
駅前のお土産屋さんを覗いたあとは,創業100年の老舗
稲豊園(とうほうえん) 本店に寄りました。
招福猫子まんじゅうが有名な和菓子屋さんですが,せっかく秋なので栗よせと栗きんとんを購入。岐阜県名物の
栗きんとんはおせち料理に入っているものと異なり,蒸した栗を砂糖を加えて練り上げて,茶巾絞りにした和菓子です。
夕方まで散策して少し疲れたのでカフェで休憩。門をくぐるとお庭と蔵のある
高山カフェに入ってみました。
ケーキの味は普通でしたが,お洒落で落ち着くカフェでした。
奥飛騨温泉郷 平湯温泉
高山から国道158号で松本方面に向かいます。夕方になって帰路に着く観光客で道も混み始めてきました。
途中,
平湯温泉街に立ち寄り休憩。
無料の足湯に浸ってお店が開店するのを待ちました。
平湯民俗館 禄次(ろくじ) で岐阜のソウルフード
けいちゃん焼きを夕食にいただきます。
けいちゃん焼きとは,醤油や味噌のタレで味付けした鶏肉と,キャベツやもやしなどの野菜を一緒に焼いた飛騨地方・奥美濃地方の郷土料理。
注文したのは,けいちゃん定食1,800円。材料を考えるとコスパ良しとは言えないですね。
お店を出ると辺りはすっかり暗くなり,ライトアップされた平湯民俗館が綺麗でした。
食後は,日帰り温泉
ひらゆの森へ。庭園の中に露天風呂がたくさんあり,広い施設でした。お座敷の休憩室でしばし休憩。
ひらゆの森
岐阜県高山市奥飛騨温泉平湯 763-1
入浴料700円
岐阜ドライブはこれにて終了。食事も風呂も済ませたので,あとはひたすら車を走らせてのんびり帰宅しました。
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