●弘前城
GW期間中の平日を利用したので,どこも割りと空いてました。2年前には同じように平日を狙って岩手県/宮城県を旅行しました。
【BLOG】宮城・岩手ドライブで松島と牛タンと平泉と海鮮丼と震災遺構
秋田
自宅を08:00に出発。秋田まで660kmを8時間掛けて走破の予定です。常磐道を北上すると茨城県辺りから道が空いてきました。
久しぶりに東北方面にきましたが,まだ福島県内では放射線量の測定結果が表示されていました。福島県内の常磐道はガラガラ。
仙台東部道 仙台東ICで降りてランチ休憩。ここまで400kmで秋田まで残り3分の1。
お店はもちろん牛たん専門店。
12:40に到着したところ一組待ち。割りとすぐに入れました。
炭火で焼いた牛たんが堪能できる 牛たん&通定食 1,980円。
●伊達の牛たん本舗
再び仙台東部道に戻り,富谷JCTから東北道,北上JCTから秋田道を経由して秋田北ICへ。ついに秋田に到着。
ポートタワーのある道の駅 秋田港にて秋田の特産品探し。
いぶりがっこタルタル,バター餅,とんぶりの瓶詰めをお土産に買いました。
いぶりがっこタルタルは,秋田特産品の燻製干しのたくあんであるいぶりがっこを使った和風タルタルソース。
●いぶりがっこタルタル
バター餅は,つきたての餅にバター,卵黄,砂糖を練り込んで作る北秋田の郷土菓子。柔らかくて美味しい。
●バター餅
とんぶりは,ホウキ草(別名コキア)の種で,黒色で食感がプチプチなことから畑のキャビアと呼ばれている大館市の特産品。血糖値上昇を抑える効能があります。味はあまり無く,ほんのりトウモロコシ風味です。
●とんぶり
夕方に到着したので閉店となってしまい,30分程しかお土産が見れませんでした。
隣にある高さ100mの展望台にも上がってみました。かなり高く良い景色でしたが,高所恐怖症の人には厳しいかも。
●ポートタワー
もう少しお土産が見たかったので 秋田まるごと市場にも立ち寄ってみましたが,こちらは古いタイプの土産店で特に買い出しはありませんでした。
夕食は秋田の郷土料理と稲庭うどんを食したく,無限堂に行きました。
注文したのは,
- 秋田郷土セット 2,500円
- きりたんぽ小鍋 1,350円
- 海鮮長芋ねばねばサラダ 930円
- じゅんさい酢の物 650円
郷土セットには稲庭うどんや比内鶏,いぶりがっこなどがついていて,秋田を堪能できました。
じゅんさいは淡水に葉を浮かべる水草で,なめこのようなプルプルの若芽を食べる秋田県の名産品。
ぎばさはアカモクとも呼ばれる東北地方で好まれる海藻。ネバネバ食感が楽しめます。
●海鮮長芋ねばねばサラダ
秋田県の食を味わったあとは温泉へ。
天然温泉 ホテルこまちに行ってみましたが,街中で便利なためか駐車場がかなりの混雑。
のんびりしたいので移動して,次に立ち寄ったのは日帰り温泉 リラックス。
すぐ隣が秋田温泉プラザで温泉施設が並んでいることもあり,こちらは空いていました。
入浴中は肌がヌルヌルして,入浴後は肌がツルツル。アルカリ性の温泉は皮膚の清浄効果が高く,美肌になった気分。とにかくくつろげたのが良かった。
さて,いよいよ秋田から青森に向かいます。
カーナビに案内されるがままに国道285号を2時間近く走り続けました。秋田自動車を利用すると思っていたので,森の中の真っ暗な一般道をひたすら進むのは,なかなか不安になるドライブでした。
東北道に戻り,22:30頃に阿闍羅(あじゃら)PAに到着。本日はここまで。少し車中で仮眠しました。
弘前
朝06:00に起床して,荷物を整理をして06:30に出発。まずは今回の旅行の一番の目的である弘前城に向かいます。
07:00に到着し,土追手門広場にあ観光館の駐車場に車を停めることができました。
弘前城のある弘前公園は2,600本の桜が咲く名所で,日本さくら名所100選にも入ってます。
開花が関東と比べて約1ヶ月遅いので,GWに桜を見ることができます。
観光館の駐車場を出るとすぐ目の前には追手門。弘前公園には天守の他にも築城当時の櫓や門も残ってます。
●追手門
弘前城の天守は,貴重な現存天守12城のひとつ。
天守のある本丸のエリアは入場チケットが必要ですが,朝9時までは無料で自由に入れます。
写真撮影用に弘前城の文字看板が置かれてました。
●天守と看板
天守台となる石垣の補修工事が2015年から2026年の予定で行われており,そのため天守は78m移動されているそうです。
移動のお陰で,岩木山を背景に天守の写真が撮れる配置になったとのこと。工事完了までの貴重な写真です。
●天守と岩木山
濠(ほり)の一部が埋められて石垣の工事が行われました。
●工事中の石垣
桜に囲まれた絶好の位置に天守は置かれています。
●天守と桜
弘前公園は,散った桜の花びらが濠の水面を埋め尽くす 花筏(はないかだ)が有名。
●花筏
2時間ほど弘前公園内を散策したので,休憩しようとカフェを探して弘前駅方面まで周ってみましたが,良いお店が見つけられませんでした。桜まつりの来場者はどうしてるのかな?
観光館に戻って,お土産を買うことにしました。
青森土産で有名なラグノオのパティシエのりんごスティックが美味しくて気に入りました。
●パティシエのりんごスティック
観光館では弘前ねぷたも展示されてます。
●弘前ねぷた
観光館2階のテラスから外堀を眺めたら,ピンクに染まる完璧な花筏を最後に見れました。
●観光館からみた花筏
弘前城で桜を満喫したあとは,車で30分程のところにある鶴の舞橋へ向かいました。
鶴の舞橋は,津軽富士見湖に架かる木造の橋。全長300mの日本一長い三連太鼓橋です。
鶴が舞う姿に見えることから名付けられたとのこと。
●橋全体
橋へ行く前に,観光施設 ここにもあるじゃでコーヒーブレイク。秋田でババヘラアイスを食べれなかったので,コーヒーと一緒に青森りんごソフトも注文しました。
やっと休憩もできたところで,鶴の舞橋へ。歩いて対岸まで無料で渡ることができます。
●橋の通路
橋から見える津軽富士見湖と岩木山の美しい景色。岩木山は場所によって見える形が変わりますね。
●橋からの岩木山
老朽化による橋の修繕工事が3分の1づつ分割して実施されているようです。工事期間中は渡れないのでご注意を。
●定番のアングル
橋を渡った先には丹頂鶴自然公園があります。保護されている国の特別天然記念物の丹頂鶴を見ることができました。
●鶴
次はランチも兼ねて,青森で評判の良い道の駅 なみおかに寄りました。人気で利用者が多かったです。
レストラン あっぷるひるでランチ。津軽地方の郷土料理 けの汁定食を食べたかったのですが,メニューになく残念。牛バラ丼とざるそばのセットを頂きました。
野菜の直売所では,まだ山菜がたくさん並んでいて,こごみを買いました。その他に立派な山芋と地元品種のりんごも購入。
ホテルに向かう途中で,さらにお土産を買いに寄り道。青森の有名な土産菓子 たわわを買いにおきな屋へ。
たわわは,紅玉りんごのアップルグラッセをバターたっぷりのパイ生地でサンドした和風アップルパイ。お上品なお菓子です。
●たわわ
鶴の舞橋からむつ市まで150km。寄り道しながら本日の宿泊ホテルにやっと到着しました。
高台から城下町を見下ろす天守のような立地のホテルです。チェックインすると,17:00になってました。
●高台のホテル
今回は食事なしの宿泊予約なので,ホテルから徒歩10分のところにある居酒屋 みつのや。で夕食。上北おでんや行者ニンニクの玉子焼きなど青森食材の料理をつまみに生ビールを頂きました。
たまには地元の居酒屋でのんびり飲むのも良いものです。ほろ酔いでホテルまで歩いて帰ると,途中で夜桜も見れました。
ホテルに戻って食後の温泉。ここは,日帰り温泉と兼用の大浴場となってますが,宿泊者は専用の更衣室が利用できて,少しだけVIP感が嬉しかった。
ドライブ旅2日目はこれにて終了。
陸奥・大間
早朝0500から温泉やってる。
ホテル散策してチェックアウト。
0730に出発。
- 比叡山,高野山と並ぶ日本三大霊山。
- 三途の川の太鼓橋を渡って霊域に入る。
- 極楽浄土を思わせる美しい極楽浜。
- 硫黄臭が立ち込める地獄谷。
- 荒涼とした無間地獄と血の池地獄。
- 7月と10月の祭りでは,イタコと呼ばれる巫女が死者の御霊を呼ぶ。
液体をこぼして急遽休憩。すぐ近くにあった大畑中央公園に立ち寄り,水道を利用させてもらいました。公園の桜が見事で,地元の方と立ち話したら,むつ市では昨日から満開になったとのこと。ラッキーでした。
- 本州最北端の地。
- 本州最北端到着証明書は200円。
- 駐車場マップ
海峡荘
11:00に入店。
まぐろ丼 3,200円
先客無しで驚いたがあっという間に満席でタイミング良かった。
12:00出発。
国道279号を走り,海岸と並走するむつ市大畑地区付近になったら,満開の桜並木になりました。来さまい大畑桜ロードと呼ばれ,1400本のソメイヨシノが8kmに渡って植えられているそうです。最後に桜を堪能できました。
休憩のために立ち寄った。
魚屋で買って網焼きする。イマイチ。
17:00到着。温泉入って夕食。
レストラン桜樂 (さくら)
さわ里の湯
https://www.sunpiahachinohe.jp/news/detail.php?id=179
青森県八戸市東白山台1-1-1
海鮮サラダと南郷そば 2,200円
https://www.sunpiahachinohe.jp/restaurant/detail.php?id=46
温泉に入ってホテルから出ると,雨が降ってました。観光中に雨に降られなくて良かった。
700kmの帰路の途中では,前が見えないほどの土砂降りになったので,スピードを落として自動運転を使いながら安全に注意しての走行となりました。途中で仮眠も取り,帰宅まで8時間かかりました。
3日間の総走行距離は,1,938kmでした。