2025/04/08

ツルムラサキをプランター栽培で収穫してみました。

ツルムラサキを種から育てました,プランター栽培で夏の収穫を楽しみます。


栽培準備と種まき

  • 種まきの2週間前に苦土石灰を土に入れて馴染ませる。
  • 初期育成を旺盛にするのが良いため,元肥を多く入れる。
  • 種まきは4月下旬〜5月上旬
  • 発芽温度は25℃〜30℃のため,種まきは暖かくなるまで待つ。
  • 硬実種子なので,一晩吸水させてから種まきする。
  • 種は1cmの深さに埋める。
  • 発芽まで1~2週間程度。
  • 1ヶ所に3粒づつ撒き,本葉が2〜3枚になったら一株を残して間引く。


20℃を越える日が続いてきたので,5/5に種まき。種は前日から水に浸けました。


つるむらさきの種


土は腐葉土,野菜作りの土,油かすを混ぜてます。アブラムシがつくと嫌なので,油かすは少なめにしました。元肥が少ないかもしれないので,芽が出たら化成肥料を追加していきます。

5/11に発芽しました。種まきが遅めだったので発芽は早かった。雨にあたらないように軒下にプランターは置いています。


つるむらさきの発芽



日頃のお手入れ

  • 移植を嫌うため,植え替えの際は根を傷めないように注意する。
  • 根と土をひと塊にした根鉢の状態を崩さないようにして,移植先の穴に入れる。
  • 草丈が30cm程になったら,ひたすら摘芯すると脇芽が育ち収穫量が増える。
  • 夏になると成長が加速し,水をたくさん吸い上げる。水やりは多めがポイント。
  • 1ヶ月に1回は化成肥料を追肥する。
  • アブラムシが発生することがある。
  • うどん粉病にかかることがある。
  • 伸びたつるの先端を5〜6cmカットして,挿し芽で増やすことができる。


6/28に摘芯兼ねて初収穫。ざる一杯分を収穫しましたが,茹でるとかさは減り,お浸し2人前ぐらい。醤油たらして美味しく頂きました。


アブラムシの対策

  • アルミ箔の短冊を吊るす。(お菓子袋の内面が利用できる)
  • アルミのシートをマルチ代わりに土の表面に敷く。
  • アブラムシの付いた枝にビニール袋を被せて熱殺する。
  • 水の入った黄色い容器を根元に置く。



うどんこ病の対策

  • うどんこ病はカビ菌が原因で,葉に白い粉状の斑点ができて枯れてしまう病気。
  • 通気が悪く,乾燥した環境で繁殖する。
  • 予防策は
    • 葉を剪定して風通しを良くする。
    • 広い範囲に水やりして周囲の湿度を上げる。
  • 感染箇所は切除して拡散を防ぐ。



収穫と食べ方

  • 脇枝が伸びたら下葉2枚を残して長さ10〜15cm程度に切る。
  • 軽く茹でてアク抜きしてからお浸しで食べる。
  • 茹で時間は茎は1分程度,葉や柔らかい部分は30秒程度。
  • 食感は独特のネバネバがある。
  • 栄養豊富で特にカロテンが多い。
  • カロテンは皮膚や粘膜を健康に保ち感染症予防に効果がある。
  • また,抗酸化作用によるアンチエイジングや高血圧予防も期待できる。



種の収穫

  • ツルムラサキは寒さに弱く越冬できない。
  • 来年の栽培のためには種を採取する。
  • 花期は7〜9月頃。先端がピンク色の可愛い花が咲く。
  • 開花後に丸い実ができ,黒くなったら収穫する。
  • 実の中に種が1つ入っている。ボウルの水の中で果肉を潰し,種を取り出す。
  • 洗った種は水分を拭き取って,来春まで保存する。




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