高血圧の弊害
血圧が高い状態が続くと脳卒中,心臓病,腎臓病,認知症の発症リスクを高める。減塩,運動,ダイエット,節酒を心掛けなければならない。
二次性高血圧
副腎は腎臓の上にある小さな臓器で,血圧を調整するホルモンを分泌している。副腎異常による高血圧は,二次性高血圧といい,原因の5〜10%にあたる。
降圧薬
カルシウム拮抗薬
血管を収縮させるカルシウムの働きを抑えて,血管を広げることにより血圧を下げる。効果が安定しており,日本で最も多く使われている。顔の赤み,頭痛,熱感,発疹,歯ぐきの腫れなど現れることがある。
アムロジピン,シルニジピン など。
ARB (アンジオテンシンII受容体拮抗薬)
血圧を上げるホルモンの働きを抑え,腎臓を守る効果もある。血圧の家庭測定
130 / 80mmHg未満が正常値。診療室より家庭測定は5mmHg程度低くなりやすい。
- 朝は寝起きのトイレ後,朝食前に測る。
- 夜は夕食,入浴,服薬前に測る。
- 椅子に深く座り,背もたれに背を付ける。
- 座ってから1〜2分経ったら測定を始める。
- カフは心臓の高さにする。
8秒ジャンプ
ジャンプをすることによって,ふくらはぎのポンプ作用で血流が促進され,血管内皮から一酸化窒素NOが出て血管が拡張する。また,上下の揺れが脳内を刺激して血圧上昇ホルモンの分泌を抑制する。
<やり方>
- 両足を揃えて背筋を伸ばし,8秒間に16回ジャンプする。
- ジャンプは足が数センチ浮く程度に軽く跳ねる。
- 8秒間ジャンプしたら。10秒間休む。
- これを10セット行う。
- ジャンプは息を止めず自然な呼吸で行う。
腹式呼吸
腹式呼吸をすると副交感神経が優位になり,血管が緩んで血圧を下げる効果が期待できる。<やり方>
- 仰向けに寝て,お腹に軽く手を当てる。
- 鼻から4秒かけて大きく息を吸い,お腹を膨らませる。
- 口から8秒かけて細く息を吐き,お腹をへこませる。
- これを20回繰り返す。