動画編集ができるフリーソフト AviUtl を使って,YouTubeに動画をアップするまでの流れをまとめてみたいと思います。
AviUtl は,高機能のため操作が少し難しい面がありますが,使い方を解説してくれているサイトは数多くあります。作業の流れを把握しておけば,壁にぶつかったところだけ検索して調べることで進められます。
AviUtlのインストールと設定
(1) AviUtlのインストール
[ AviUtlのお部屋 ] から,AviUtl本体と拡張編集Pluginをダウンロード。
拡張編集Pluginを入れることで,タイムラインを使うことができる。
(2) mp4読み込みプラグイン L-SMASH
[ POP@4bit ] から,L-SMASH プラグインをインストールすることで,mp4ファイルを開くことができる。
(3) mp4出力プラグイン x264guiEx
[ rigayaの日記兼メモ帳 ] から,x264guiEx プラグインをインストールすることで,mp4ファイルで保存できる。
動画の簡単な編集
動画の解像度は,720p (1280 x 720) 以上にする。
インターレースを解除する。
BGMの簡単な編集
- タイムラインのレイヤーにmp3ファイルをドロップすれば,BGMを追加できる。
- 元の音声を削除したい場合は,レイヤー上で右クリックして,削除を選ぶ。
- BGMの時間やタイミングは,タイムラインのバーで合わせる。
- 動画と長さを合わせるのは,音声設定の [ 動画ファイルと連携 ] にチェックを入れてから動画の終わりでカットする。
- 音量の調整は,音声設定の [音量] スライドバーで調整する。
- フェードインとアウトは,音声設定の右上[+]メニューで [ 音量フェード ] を選択。インとアウトのスライドバーで時間を調整する。インは0.5~0.8,アウトは0.8~1.2ぐらいが良い。
AviUtldeでもmp3ファイルの編集はできますが,専用ソフトで事前にある程度整えておいた方が効率的。オーディオエディタのフリーソフト Audacity は,波形を見ながら編集できるので便利です。
Audacityの使用には,Lameとffmpegのインストールも必要です。
BGMは,著作権フリーのBGM素材サイトの利用が便利です。
動画にテロップ(テキスト)の追加
- タイムラインで動画ファイルを開く。
- 動画よりも下にある空のレイヤーで右クリックし,[ メディアオブジェクトの追加 ] ー [ テキスト ] を選択。
- テキスト設定の一番下のカラムに表示させるテキストを入力。フォントや色,サイズを設定する。
- テキストの位置はXとYのスライダーで調整する。動画に表示されている文字を直接ドラッグしても位置を変えられる。
動画の簡単な出力
- [ ファイル ]-[ プラグイン出力 ]-[ 拡張x264 出力(GUI)Ex ] を選択。
- [ ビデオ圧縮 ] を選択。
- [ プロファイル ]-[ youtube ] を選択。
- [ 音声 ]タグのビットレートを192kbps以上にする。
- [OK] を押して [ ビデオ圧縮 ] を閉じる。
- ファイル名を指定して,[保存] を押してエンコードを開始する。
便利なリンク集