古くから食されているナスは品種が豊富。現在では170種以上あるとか。せっかくなので,少し変わった品種を栽培してみることにしました。
今回選んだのはコレ。
マー坊
- 果皮は鮮やかな紫色。
- 長さ25cm,直径2.5cmの細長い変わり種。別名 ヘビナス。
- 着果性が良く栽培しやすい。
- うまく栽培すれば1株で40本収穫できる。
- 油との相性が良く,揚げ茄子にするとトロける食感が美味しい。
うすむらさき
- 白色果皮にうすむらさき模様の美しい長茄子。
- 草勢が強く,果実は鈴なり状に着果する。
- 12cmぐらいの幼果で収穫する。
- 大きくなると果皮が硬くなる。
- ヘタにトゲがあるので注意。
- 加熱するとトロトロの食感。
まずはプランター栽培の準備。苗は購入してもすぐに植えず,暖かい日が続くまで少し軒下にて待機させました。
プランター栽培の準備
- プランターサイズは深さ30cm以上が良い。
- 小さい容量だと成長が悪い。
- 腐葉土を多めに入れて ふかふかの土を準備する。
- 植える2週間前に石灰,油かす,堆肥を入れる。
- 苗の定植は暖かい日が続くGW以降が良い。
今回はGW後半に苗を植えました。
マー坊の苗。葉や茎は普通のナスに近い。
うすむらさきの苗。葉や茎は白っぽい。葉は大きく,形も色もナスっぽくない。
苗の定植
- 種から栽培するのは難しいので,苗を購入する。
- 苗は幹が太く,徒長していないものを選ぶ。
- 一番花の蕾があると尚良い。
- 晴れた日の午前中に定植すると根の活着が早い。
- 植える場所にポットサイズの穴を掘る。
- 穴にたっぷり水を吸わせる。
- ポットの苗にもたっぷり水を与える。
- 苗の根元を抑えながら逆さまにして,底を押してポットを抜き取る。
- 根を崩さないようにそのまま穴に入れる。
- 根の周りのすき間を無くすように土をしっかり寄せる。
- 根元を軽く鎮圧して苗を安定させる。
- 支柱を1本仮立てして,苗が倒れないように結ぶ。