お盆休みにシャインマスカットを買いに山梨へドライブに行ってきました。
ほんとは福島 会津若松のドライブを計画してたのですが,季節外れの台風が東北地方に上陸とのニュースを見て延期しました。
と言うことで,ちょっとシャインマスカットにはちょっと時期が早いですが,急遽山梨へ。
朝6時前に出発。ナビの案内では2時間弱で到着となってましたが,お盆休みなので渋滞が次々と発生して,結局3時間近くかかりました。
八王子JCTの渋滞を回避するために圏央道 高尾山ICで降りて,中央道 相模湖ICから乗り直し。朝は下道が空いたので,これは成功でした。
途中,トイレ休憩に中央道 初狩PAへ寄りましたが,こんな小さなPAでも朝から満車で順番待ち状態。お盆休みは車中泊の旅は厳しいかも。
直売所めぐり
中央道 勝沼ICで降りて,まず最初に向かったのは里の駅 いちのみや。開店前から人が並んでるほど人気店ですが,本日はシャインマスカットの品揃えがかなり悪かったです。
直売所めぐりは朝が勝負。すぐさま2軒目に移動しました。次は,八代グリーンファームです。
こちらはぶどうの取り扱いが豊富な直売所で,前回来たときもシャインマスカットをたくさん買いました。店舗が大きく,野菜も充実の品揃えです。
今回はシャインマスカットの他に,いろいろな品種のぶどうを買って,食べ比べする予定です。
種なし巨峰,ゴルビー,リザマートの3種類を買ってみました。
シャインマスカットは,大粒と小粒の2パックを購入。また,贈答用の箱入りシャインマスカットも買って,お店から郵送しました。
とりあえず,今回の目的であるぶどうはゲットできたので,残りの時間はのんびり夏野菜を買いました。
3軒目は,風土記の丘 農産物直売所。
ここはなぜか毎回カーナビに行き止まりの道を案内されてしまいます。国道358号を進み,甲府南IC入口を超えてすぐ。
こちらでも野菜の買い足しに留めましたが,店内にはシャインマスカットがたくさん並んでました。そして安い。シャインマスカット狙いなら,風土記の丘 農産物直売所が良いかも。
お盆休みのため道路が混雑気味で,予定より移動時間がかかります。次に予定していた道の駅 とよとみは,パスすることにしました。残念。
来年のぶどう直売所めぐりは,9月にこの順番で周ってみたい。
- 八代グリーンファーム
ぶどうの品種が豊富。贈答用も。 - 風土記の丘 農産物直売所
シャインマスカットが安い。 - 道の駅 とよとみ
ぶどう,野菜,お土産が揃う。
富士宮観光
続いて,山梨県から本栖湖を超えて,静岡県の富士宮まで40kmほど移動しました。向かったのは,まかいの牧場です。
駐車場の隣には,牧場に入場しなくても利用できるレストランやカフェがあります。今回はランチに農場レストランでいただきます のビュッフェを利用しました。
前回,あさぎりフードパークにあるビュッフェレストラン ふじさんで,地元野菜の料理が楽しめたので,今回も富士宮でビュッフェにしました。
素朴な野菜料理が美味しい。
ご当地グルメの富士宮やきそばもありました。コシのある蒸し麺にイワシの削り粉を振りかけて美味しかった。
パンコーナーにあったきりかぶメープルパンは,まかいの牧場のオリジナル商品。しっとりミルクパンで,メープルの甘みと香りがアクセントになってます。
ハマったので,帰りにお土産ショップで買って帰りましたが,800円とちょっと高い。
ランチの後は白糸ノ滝に寄りました。白糸ノ滝は,富士山の世界文化遺産に含まれてます。
ちなみに滝の名前は白糸の滝。白糸の滝や音止の滝などがある周辺地域を白糸ノ滝と表記するとのこと。
本日はお盆で駐車場は満車でしたが,すぐ近くの民間駐車場に入れられました。しかもこっちの方が駐車料金300円と安いのにビックリ。
民間駐車場を利用したので,白糸ノ滝テラスと逆側から周りました。
なので最初は,お鬚水 (おびんみず)。湧水の溜まる池で,かつて源頼朝がほつれた鬚を洗ったと言われてます。
水が冷たくて気持ちいい。
歩道をさらに進むと,白糸の滝が現れます。高さ20m,幅150mの大瀑布。
富士山の伏流水が溶岩断層を通って,絶壁から白い絹糸のように多数に分かれて流れて落ちてきます。
滝見橋からは滝が正面に見えます。
橋を渡って階段を上がると,お土産屋があります。お店の裏手にある展望台からは音止の滝が見られます。
白糸の滝とは対照的に豪快な直瀑です。虹も見えました。
駐車場まで戻ってくると,広々としたスペースに5〜6 軒の店舗が点在した白糸ノ滝テラスがあります。2020年にリニューアルしてばかりで,お洒落な雰囲気です。
猛暑の中の散策だったので,エアコンの効いたカフェで休憩したかったのですが,どの店もオープンカフェ。真夏はしんどいですね。。。
たくさん並んだ風鈴が夏空に似合ってました。
まだ15時過ぎですが,日帰り温泉で汗を流すことに。白糸の滝から車で10分程の所にある富士山 天母(あんも)の湯に行きました。
施設は少し古いようですが,露天風呂もあり気持ち良かったです。畳の大広間で横になって休憩できるのもありがたい。ドライブの疲れを癒せました。
少し早めに帰路に就いて渋滞を回避したつもりでした,東名は御殿場から大渋滞。下道に脱出したつもりが朝のように上手く行かず,箱根で渋滞。結局,通常の倍ぐらい時間が掛かりました。
ぶどうの食べ比べ
直売所を巡って,今回は4種類5パックを購入してきました。
写真の左上から,
リザマート,巨峰,ゴルビー
シャインマスカット
自宅に帰ってから食べ比べしてみました。美味しいと思った順に紹介します。
シャインマスカット
1パック 1,600円と1,200円果実は緑色で大粒丸型。糖度は18〜22度。種なしで皮ごと食べられます。
果汁は少なめでパリッとした皮の食感が人気。酸味がなく際立つ甘さが特徴です。緑色より黄色の方が,また大粒より小粒の方が高糖度。
旬は8月下旬〜9月下旬。
ゴルビー
1パック 800円果実は赤紫色で大粒丸型。糖度は18〜22度。種なしで皮は食べれません。
食味は巨峰に似ていますが,糖度は高くより芳醇。命名された当時,旧ソ連の国家元首として活躍していたゴルバチョフ書記長の愛称がつけられましたが,2020年からは悟紅玉(ごこうぎょく)に改名。山梨の希少品種。
旬は8月中旬〜9月下旬。
巨峰
1パック 400円果実は黒紫色で大粒丸型。糖度は17〜20度。種なし品種が多く皮は食べれません。
果汁が多く,高級感ある芳醇な風味があります。
旬は8月中旬〜9月下旬。
リザマート
1パック 1,100円果実は赤紫色で大粒プラム型。糖度は18〜20度。種はあるが皮ごと食べられます。
糖度が高く果汁も多いので食べやすい。山梨県と長野県でわずかに生産されている希少品種で,一般のスーパーに出回ることはないので直売所で見かけたら購入です。
旬は8月上旬から8月下旬。
その他,次回直売所で見かけたら購入してみたい品種。
甲斐路(かいじ)
果実は赤紫色で大粒プラム型。糖度は19〜23度。種ありで皮ごと食べられます。山梨県の代表品種。
旬は9月中旬〜10月初旬。
ナガノパープル
果実は黒紫色で大粒丸型。糖度は18〜21度。種なしで皮ごと食べられます。巨峰とリザマートの交配品種。長野の品種。
旬は9月中旬〜9月下旬。
クイーンルージュ
果実は赤紫色で大粒プラム型。糖度は20〜21度。 種なしで皮ごと食べられます。シャインマスカットとユニコーンの交配品種。長野の品種。
旬は9月下旬〜10月上旬。
参考:ヤマサ農園のぶどうの品種
参考:山梨県の主なぶどうの品種と特徴
参考:自由園 ぶどうの種類