ちょっとした工夫でイイ写真。これ大事です。
写真撮るためのネタを集めてます。
狭い路地
木漏れ日の玉ボケ
光をボカして丸い玉にする玉ボケ写真。お散歩撮影の基本です。お花見写真にも。
- キラキラの点光源を探す。
- 木漏れ日や葉の反射光を狙うので,逆光気味に位置をとる。
- 花や葉などの被写体に寄り,点光源となる背景と距離をあける。
- 絞り優先モードにして,F値を下げる。
- ズームでピントを合わせて,背景を大きくボカす。
桜の花・お花見
- 背景はシンプルにして,サクラの存在感を出す。
- 黒っぽい建物などをかなりボカして花と重ねると効果的。
- やや見上げるような角度で寄ると,良い形の花が撮れる。
- 花芯も入れて花に立体感を出す。
- ホワイトバランス設定を変えて桜の色を決める。
- 露出補正を+1にして明るくし,サクラ色の濁りをなくす。
背景のぼかし方
- 絞り値以外は自動的に決まる絞り優先モード [A]にする。
- 絞りを決めるF値を小さくして,絞りを開く。
- ズームを望遠にする。
- なるべく被写体に近付く。
- 背景(ぼかす対象)は被写体から遠くなるアングルを選ぶ。
月の写真
月の撮影は夜景をうまく撮るために入門でしょうか。クレータが撮れると少しうれしい。
- 難易度が一番低いのは満月。満月ならピントもAFで合う。
- ISO400,F8.0,SS1/400程度で狙う。
- 明るさが足りない場合は,シャッタースピードを遅くする。
- 但し,シャッタースピードは1/10秒より遅くすると,月の動きでブレが生じ始めるので注意。
- 欠けた月の方がクレーターの立体感は撮影しやすい。
- 月の出または月の入を狙うとオレンジ色に染まった月を撮影できる。
- 満月の確認は,[MOON CALENDER] が便利。
被写界深度とは?
ピントが合っているように見える範囲のこと。
カメラの主な操作としては,絞りと焦点距離で調整します。
被写界深度が深い
- ピントの合う範囲:広い (スマホ写真)
- 絞り:絞る (F値 大)
- レンズの焦点距離:短 (広角レンズ)
被写界深度が浅い
- ピントの合う範囲:狭い (背景ボケ)
- 絞り:開く (F値 小)
- レンズの焦点距離:長 (望遠レンズ)
RAW現像とは?
RAWは生データに近い画像の保存形式。
撮影後にPCで調整する際に,JPGに比べて色彩やコントラストなどかなり自由度があって編集しやすいです。
専用ソフトで表示や編集する必要があることと,データサイズが大きいため保存用途には不向きです。