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おでかけスポット
世界3大恐竜博物館と言われ,国内最大級の
福井県立恐竜博物館へ行ってきました。
福井県の旅行は初めてです。幸福度日本一の県でもあり楽しみ。今回のドライブは,あわら温泉に一泊しました。
木曜日の夜に自宅を出発。
と愛知方面からのルートで福井県に向かいました。
途中で24時を迎えたので,東海環状道
美濃加茂(みのかも)SA に車を停めて仮眠。
翌日,朝6時30分からドライブを再開です。
東海北陸道 白鳥ICを出ると,その先の中部縦貫道はまだ工事中で繋がっておらず,しばらくは一般道の区間がありました。
九頭竜湖周辺のドライブは,少し紅葉も見られて気持ち良かったです。
恐竜博物館
中部縦貫道 勝山ICを降りると10分ほどで恐竜博物館に到着。平日の朝8時30分だと駐車場もガラガラでした。
福井県立恐竜博物館
福井県勝山市村岡町寺尾 51-11
中部縦貫道 勝山ICより10分
駐車場 無料
営業時間 09:00~17:00
銀色のドームの中が展示室になってます。
入口前の広場では9時から,入館者数1,400万人突破の記念式典を開催してたので,風船を飛ばすイベントに参加させてもらいました。
参考:
福井テレビ 記念セレモニー 記事
引用:中日新聞 入館者1400万人突破
入館時には恐竜ステッカーのプレゼントもあり,偶然にもいろいろと貴重なセレモニー体験ができました。
チケットは事前にネット購入していたので,当日はQRコードのスキャンだけでスムーズでした。
入館すると長いエスカレーターで3階からB1階まで一気に下ります。
展示エリアの構造はこんな感じです。
引用:探究舎 恐竜博物館の体験レポ
恐竜の世界のエリアに入ると,いきなり動くティラノサウルスが登場します。まるで生きてるようなリアリティ。映画 ジュラシック・パークの世界です。
展示室の中はティラノサウルスを中心に, 原寸大の恐竜の骨格模型が所狭しと並んでます。
恐竜ファンでなくても,ずっと見てられます。
中国で発見された首の長い恐竜 オメイサウルス。実物大模型は全長20mの大きさで迫力ありました。
福井で発見されて,新種として日本で初めて命名された
フクイラプトル・キタダニエンシス。
フクイラプトル・キタダニエンシスの骨格模型。
お土産に買ったトミカの模型。
2023年7月のリニューアルオープンで増築された新館では,期間限定の特別展 バッドランドの恐竜たちが開催されてました。
ちなみに観覧料は,常設展が1,000円,特別展がプラス800円。この見応えで安い。
特別展の目玉である
ブラックビューティー。カナダで発見されたティラノサウルスの頭骨で,化石になる際に地層中のマンガンによって黒くなったそうです。
もう少し見たい気持ちもありましたが,2時間ほど滞在し,11時過ぎに博物館を出ました。
駐車場に戻ると,朝とは異なりすでに満車状態。平日でも人気の高さが伺えます。館内も朝一番は落ち着いて見学できましたが,10時以降は混雑してきたように思います。
博物館から車で5分ほど移動して,
ごはん屋 ごっつぉでランチ。
ごはん屋 ごっつぉ
福井県勝山市滝波町 5-314
駐車場6台
ランチ営業時間 11:30~15:00
開店10分前に到着しましたが,数組のお客さんがすでに待っていて,開店してからすぐに満席になりました。こちらも平日なのに人気です。
限定20食のごっつぉランチを注文。日替わりの小鉢が9品で1,250円とお得なセットでした。
大野・坂井
食後に勝山市から大野市へ移動すると,城下町の雰囲気になってきました。
次は,
天空の城で有名な
越前大野城の見学です。
越前大野城
福井県大野市城町 3-109
亀山第一駐車場
福井県大野市城町 1-20
亀山の山頂に天守があり,雲海が大野の街を覆い尽くすと雲の上にお城だけが幻想的に浮かんで見えるとのこと。
昼食後の運動に,天守まで歩いてみました。頂上までは上り坂を徒歩15分。
大野は湧水池も有名で,近くの
越前おおの結ステーションまで車で移動して,周辺を散策しました。
ここは名水百選にも選ばれたことのある
御清水(おしょうず)です。
次は坂井市に移動して丸岡城へ。連続してお城見学となりますが,丸岡城は現存天守12城のひとつ。ぜひとも見たい。
丸岡城
福井県坂井市丸岡町霞町 1-59
駐車場 無料
営業時間 08:30〜17:00
丸岡城の無料駐車場に車を停めて,階段を上がると天守が登場します。
入城チケット 450円には,
丸岡城がデザインされた織りネームが付いてました。
織りネームとは,洋服などに付いているタグのことで,丸岡市は国内生産トップだそうです。
天守は高さ12mの二層三階。はしごのような急勾配の階段を上がると,最上階の四方の窓から周辺の街並みが展望できます。
さわやかな風が入ってきて気持ち良かった。
屋根には笏谷(しゃくだに)石で作られた珍しい石瓦が使われていました。
夕方も近づいてきたので,夕日を見に
東尋坊へ向かいました。
東尋坊(とうじんぼう)
福井県坂井市三国町東尋坊
坂井市市営駐車場
福井県坂井市三国町安島 64
駐車料金 500円
海岸エリアに入ると,行楽地っぽい雰囲気になってきました。
東尋坊に到着したところ,市営駐車場は再整備工事のために閉鎖されてました。やむを得ずそのまま進み,海岸に最も近い
越前三国湊 海船やの駐車場を利用しました。
飲食店やお土産屋の並ぶ商店街を抜けると,東尋坊の展望エリアに出ます。目の前には日本海の水平線。結構 観光客が訪れていました。
これまで何度も行ったことのある伊豆の
城ヶ崎や
堂ヶ島,
石廊崎に何となく似ていて,目新しさは感じませんでした。
東尋坊商店街は空き店舗も目立ち,少し寂れた印象です。
2027年にビジターセンターや遊覧船チケット売場が新しくなり,商店街もリニューアル工事が計画されているそうなので,新しく生まれ変われば,再び話題になるかも。
朝から九頭竜川沿いの山道をドライブしてきて,最後に海に繋がる河口で夕日を見ることができました。
最後に,近くにある
道の駅みくに ふれあいパーク三里浜にも立ち寄りました。
お土産品の他,三里浜砂丘の特産品のらっきょう商品も多く見られました。
地元野菜が並ぶ中,福井のブランドトマト
越のルビーを購入。大玉とミニトマトの中間の大きさで,糖度が高く食味が良いトマトでした。
宿泊
本日のドライブはここまで。宿にチェックインです。
建物はかなり古いですが,和室10畳の部屋は広々と使えました。
大江戸温泉物語のお楽しみと言えば,温泉とビュッフェ。
大浴場は広い露天風呂が快適でした。肌にほんのり硫黄の香りが残ります。
温泉の後は,カニ食べ放題付き創作バイキング。
チェックインの際に夕食の時間指定がありましたが,レストランでは確認もなく,目安で良かったようです。真面目に厳守しても無駄でした。。。
ビュッフェは料理の品数も多くなかなか良かったです。越前そば,ソースカツ丼,焼き鯖棒寿司,へしこのペペロンチーノ,里芋の煮物など福井のご当地グルメがあるのも嬉しいところ。お刺身もビュッフェにしては美味しかった。
翌日は朝から温泉に入って,ビュッフェでがっつり朝食。海鮮丼とフレンチトーストが美味しかった。
チェックアウトは事前に部屋の鍵のチップを使って自動精算機で済ませることができました。朝食後にやっておき,実際にホテルを出るときは並ぶことなくスマートに出発できました。
道の駅めぐり
2日目は朝から雨。屋外観光は止めて,道の駅を中心に買い物ドライブすることにしました。
本日最初は,ホテルから割と近い
道の駅 さかい いねす。
それほど大きな道の駅ではありませんが,野菜の直売が充実してました。特産品の里芋などを購入。
道の駅の隣にも大きなお店があったので,ついでに立ち寄ってみました。
あとで調べてみると,スーパーセンタープラントは福井県に本社があり,西日本を中心に展開している大型スーパーのようです。
PLANT-2は売場面積が2千坪を示し,中にはPLANT-6の店舗もあるようです。店内を端まで周ると疲れる広さ。帰りに福井産こしひかりを買いました。
次は1時間ほど移動して,
道の駅 越前おおの 荒島の郷にやってきました。
県内最大級の道の駅で,店内はお土産品がかなり充実してました。羽二重餅などいろいろお土産を購入。
自宅で食べれる
ひねどりも買えて満足。
野菜の直売も充実していて,里芋の皮むき実演や袋詰めなどのイベントもやってました。
フードコートで軽めのランチをとって,次に移動です。
中部縦貫道を走っていると,道の駅の看板を見かけたので立ち寄ってみました。
道の駅 九頭竜は,JR越美北線の終着駅 九頭竜湖駅と一緒になっていて,鉄道ファンに人気のようです。名産品である九頭竜舞茸を使った惣菜などが並んでいました。
道の駅 九頭竜
福井県大野市朝日町 26-30-1
営業時間 09:00~17:00
道の駅としてはかなり小さく,お土産の品揃えは寂しい感じ。
店舗の前には実物大の恐竜の親子が動いてました。恐竜博物館並みの迫力。
山道をさらに進む途中で,九頭竜湖のダムに立ち寄りました。
九頭竜ダムは,岩を積み上げた
ロックフィル式。併設された電源開発の長野発電所は,福井県最大の水力発電所です。
コンクリート製と比べると荒々しい印象です。
九頭竜湖周辺の山々は紅葉が色づき始め,土砂降りの雨の中でもダムからの景色は綺麗でした。
岐阜県に入り,
道の駅 古今伝授の里やまとに立ち寄りました。
レストランや郷土料理店,軽食などの飲食店,日帰り温泉,無料の足湯,お土産店などが揃うかなり充実した施設でした。
隣にある
郡上旬彩館やまとの朝市は大きな野菜直売所で,野菜の買い物をしました。
下呂温泉
最後に夕食と温泉を期待して
下呂温泉までやってきましたが,警報級の豪雨になってしまいました。もう前が見えません。
日帰り温泉
クアガーデン露天風呂の駐車場に車を停めて,まずはレストラン
食彩房 翔へ。夕食に飛騨牛を食べるつもりが,まさかの臨時休業でした。
クアガーデン露天風呂
岐阜県下呂市湯之島 894-2
営業時間 08:00〜20:00
薬師駐車場
岐阜県下呂市湯之島 916-11
温泉利用者は2時間無料
飛騨牛が食べられるレストランを探して下呂大橋まで歩きましたが豪雨のため断念。
下呂温泉は兵庫県の
有馬温泉,群馬県の
草津温泉と並ぶ日本三名泉なので,温泉街の散策も楽しみにしてたのですが残念です。
クアガーデン露天風呂に戻って温泉だけ入って,下呂温泉を撤収しました。
夕方に立ち寄った
道の駅 やまとで夕食と温泉を済ませれば良かったと少々後悔。
下呂温泉から雨の中を4時間ほど走って帰宅しました。疲れた。
お土産
福井県と言えば
越前ガニと眼鏡,ソールフードは
越前おろしそば,
ソースカツ丼,
ボルガライスと
ひねどりの焼き鳥。
今回は道の駅で買ったお土産の中から美味しかったものを紹介します。
卵を産む役目を終えた養鶏を
ひねどりと呼び,福井では人気の食材。若鶏より肉質は硬く弾力があり,噛むほどに旨みが出ることから,お店では焼き鳥に使うことが多いようです。特製ダレで味付けされたひねどりの冷凍パックが売っていたので買ってみました。
ホルモン焼きを食べているような噛み応えで,酒のつまみに良い感じ。ニンニクの効いた醤油ダレが良く合ってました。
羽二重(はぶたえ)とは,福井の特産品で,柔らかな肌触りが特徴の絹織物のこと。羽二重餅は,羽二重のように滑らかで柔らかい福井伝統の餅菓子です。口に入れると,とろけるような柔らかさで感動しました。
松岡軒が元祖とのことですが,道の駅では
亀屋を多く見かけました。
赤ずいきを酢漬けにした福井県の郷土料理。ずいきとは里芋の葉柄(茎)のことで,里芋の中でずいきが赤く染まる八つ頭が使われます。
里芋の名産地である大野市周辺で多く売られてました。駄菓子のような甘酸っぱい味付けで,シャキシャキした歯ごたえがクセになる美味しい漬物です。
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